「ホルス」の映像表現 (アニメージュ文庫 (F‐002))

「ホルス」の映像表現 (アニメージュ文庫 (F‐002))の詳細

今のアニメは面白くない。動きが薄っぺらくて、大げさで。違うんだ、観てみたい映像は違うんだといつも思う。ホルスはアニメ界で初期のアニメの部類になるけれど、１９８３年に発売だから、この時点ですでにこの本の内容のことが考えられていたこと。すごいと思う。例えばまだまだ子どもだった頃、何気なく観ていた物語にこれだけの意味が、これだけの映像表現がなされていたことに驚く。今ではこれだけの映像表現がなされたアニメはない。そのことを考えながらページをめくるとホルスがどれほど偉大な作品かが分かると思う。